【日本の仕事】履歴書(りれきしょ)の書き方*正社員
履歴書(りれきしょ)は、アルバイトと正社員で書く内容が少しちがいます。アルバイトよりも正社員の仕事をゲットするほうが難しいので、履歴書でたくさんアピールしないといけません。
そこで今回は、日本人がよく使う表現や記入例を紹介します。これを見ながら、正社員用の履歴書を書いてみましょう。
1)連絡先
・自分の住所以外に連絡するところがなければ「上に同じ」と書く。
2)職歴
・今まで働いてきた会社の名前と入社・退社した年月を書く。
・部署(ぶしょ)や担当した仕事、ポジション名を書く。
・「現在に至る」と「以上」をリストの最後に書く。
3)志望動機(しぼう どうき)
・会社に入りたい理由を書く。
※相手の会社のことは、貴社と書く。
【仕事別 志望動機の例】
IT企業の場合:
私はIT業界で働きたいと思っています。なぜならこの業界は常に新しいテクノロジーとアイデアが生み出されていて刺激を受けるからです。私はこれらの新しい技術を使って、人々の生活を向上させられるようなものを開発したいと考えています。
貿易企業の場合:
私は異なる文化間でビジネスを行うことに興味があります。なぜなら、世界の経済の動きを理解し、異なる市場と文化に対応する能力を深めるとても良い機会だからです。また、異なる国々との交流を通じて、ビジネスのグローバルな視野を広げたいとも考えています。
ホテル・旅館の場合:
私は、他人の生活に何らかの形で良い影響を与えることに喜びを感じます。ホテル業では、サービスを通してお客さまに幸せな思い出を提供できるので、まさに自分の喜びにつながる適した職業だと考えています。
4)自己PR
・自分の強みを書く。自慢(じまん)になりすぎないように書くのがポイント!
【仕事別 自己PRの例】
IT業界の場合:
私はプログラミングに対して情熱を持ち、複数の開発プロジェクトで経験を積んできました。問題解決のために論理的に考え、今フォーカスすべきベストな行動を考えることができます。私の目標である、「ITの力を使って人々の生活をより良くすること」に貢献したいです。
貿易企業の場合:
私は、世界各地の人々や文化と接することに情熱を感じています。大学時代に留学した経験から、異なる視点を理解し、それをビジネスに活かす能力を身につけました。また、新たな課題が発生するたびに、私はその問題を解決するために必要な情報を集め、適切な解決策を見つけ出すことに努めることができます。
ホテル業の場合:
私は自己を成長させるためのチャンスを逃さず、常に新しいスキルを学び、既存のスキルを改善することを心がけています。これまでの仕事で、高い顧客サービススキルと協調性を磨いてきました。私は人々と接するのが好きで、それぞれの顧客が特別な体験を得られるように努めています。
5)趣味・特技
・休日に何をしているか、自分が得意なことなどを素直に書く。
※どんな人か見られている。
★YOLO QUIZ★
Q:電話や対面での会話するとき、自分の会社のことを何と呼ぶ?
①御社(おんしゃ)
②弊社(へいしゃ)
③貴社(きしゃ)
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こたえは?★
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②弊社(へいしゃ)
①は電話や対面で会話するとき、相手の会社に対して使う。
➂は履歴書やメールなどを書くとき、相手の会社に対して使う。